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人間関係の悩みを解消する考え方がわかる本。アドラー心理学「嫌われる勇気」岸見一郎

嫌われる勇気

人間関係の悩みってつきませんよね…。

ネコさん

実は私も人付き合いが苦手なほうです。

人と接することはとても好きなのですが、嫌われることを必要以上に恐れてしまってあまり踏み込めないでいたりします。

先日、友人とお酒を飲んでいてそんな話になったとき、薦められた本があります。

嫌われる勇気という本です。

この本は「アドラー心理学」という心理学に基づいて、対人関係の悩みを解消するための考え方が書かれた本です。

この本は共感する人と拒否反応を起こす人で二分するかもしれません。
ちょっと変わった考え方なのです。

でも、あなたが今対人関係の悩みに行きづまっているとしたら…救いの手になりえるかもしれません。

ネコさん

ちなみに私は共感することがとても多かったです。

「嫌われる勇気」では、「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである。」と言っています。
そのうえで人はだれでも幸せになれるし、自由になれるとも。

考え方のポイントを少し変えてみたら対人関係についての悩みから解放され、自由に生きられるかもしれません。

※この記事で書いていることは、「嫌われる勇気」を読んで私なりに解釈したものです。

人間関係で悩む人々におくる「嫌われる勇気」の大前提は「だれもが幸せになれる」

人間関係で悩む人々におくるメッセージとして、「嫌われる勇気」には大前提があります。

世界はどこまでもシンプルであり、だれもが幸せになれる。

ということです。

ネコさん

なんかちょっと胡散臭くない…?

そう感じるかもしれませんが、読んでみるとぐっと説得力が増します。

「嫌われる勇気」に書かれていることは、「アドラー心理学」に基づいたもの。
そう、れっきとした心理学なのです。

アドラー心理学とは
アドラー心理学(アドラーしんりがく)、個人心理学(こじんしんりがく、英: individual psychology)とは、アルフレッド・アドラー(Alfred Adler)が創始し、後継者たちが発展させてきた心理学の体系である。個人心理学が正式な呼び方であるが、日本ではあまり使われていない。
引用元:ウィキペディア「アドラー心理学」

さて、なぜ「嫌われる勇気」は「だれもが幸せになれる」と言っているのか。

それは、「幸せか否か」を決めるのは自分だからにほかなりません。

「幸せだと感じる」のは誰でしょうか?
「不幸だと感じる」のは?

ネコさん

もちろん自分ですよね!

つまり「今の自分は幸せだ」と、自分で決めてよいのです。

「そうは言っても、今の環境じゃ幸せだなんて思えないよ!」と思うかもしれません。

「嫌われる勇気」には、「人生は誰かに与えられるものではなく、自ら選択するもの」だと書かれています。

幸せだと感じられないのは、「与えられるもので幸せをはかっているから」。

ネコさん

幸せは与えられるものでなく自ら選ぶものです。

与えられる幸せに頼っていたら、一生幸せになれない可能性もありますよね?
だって他人が自分のもとに幸せを持ってきてくれるとは限りませんから。

与えられないことに対する不満が募り、他人を責めることもあるかもしれません。

それってなんだか、すごくもったいなくないですか?

与えられるかどうかわからない幸せを他人の手にゆだねるより、自分で掴み取ったほうが話が早い

私はせっかちでジッとしていられない人なので、「口を開けて待っているだけ」なんてできません。

今ある環境に感謝して幸せを感じる。
欲しい幸せがあるなら自分で取りにいく。

たったこれだけのことですが、概ね幸せに暮らしています。

ネコさん

かといって悩みがないわけでもありませんけどね…。

わたしたちが幸せになれるか否かの鍵は自分が握っています。
モノの見方を少し変えれば、見える世界が変わります。

真正面だけじゃなくて横から見たり上から見たり、離れてみたり逆に近づいたり。

ほんとにちょっとした視点の転換です。

私はものごとの良くない面が見えたら、いい面を探すことにしています。

ネコさん

色んな方面、色んな角度、色んな距離で見てみましょ!

些細なことでもいい面を見つけたら、「やった!いいとこあったじゃん!」と喜びます。
良くない面はあったかもしれないけど、いい面もあった。

それを見つけるだけでも幸せに近づいている!…と私は思っています。

人間関係に悩むのは自分と相手を別の存在だと考えないからかもしれない

あなたはパートナーや友人が「自分とは違う人」だと、意識していますか?

嫌われる勇気」では、自分と他者とを分けて考えます。

ひとことで言ってしまえば、「うちはうち、よそはよそ」です。

自分の幸せは、他者の力がなければ実現できないものではない、ということ。

ネコさん

この考え方には、私はとても共感しました。

以前から自分が考えていた、自分と他人との関係性について近いものを感じたのです。

私は世の中の人を2種類の人に分けています。
「自分」と「それ以外の人」です。

私は「自分」と「それ以外の人」の間に境界線を引いています。

それが私なりに「それ以外の人」と幸せに過ごすための方法だったからです。

例えば、血のつながった家族であっても、「それ以外の人」として線を引いています。
家族であったとしても「それ以外の人」。

ネコさん

「私」じゃない人ですよね。

だから、語り合わなくてもわかってくれるはずだとか、同じ気持ちでいてくれるはずだというような不確かな幻想を抱きません。

わかってほしいことはきちんと伝えなければならないし、同じ気持ちでいてくれるかどうかは相手の気持ち一つです。

相手がどう感じるかは「私」が決めていいことじゃない。

「私」に自分なりの考えや思いがあるように、「それ以外の人」にだってその人なりの考えや思いがあるんですから。

「相手も自分と同じように感じているはずだ」と境界線をあいまいにするからこじれるんですよね。
どうして同じように感じていないの?どうしてわかってくれないの?

人間関係がうまくいくとは思えない展開になります。

自分と他者は別の存在だと改めて考え直してみませんか?

人間関係をうまく築けない理由。他人の目が気になってしまう

世の中には、他人の目が気になって仕方ないという人がわりとたくさんいますよね。

私はあまり興味のない人に関しては全然気になりませんが、そこそこ付き合いがあるような人の目は非常に気になります。

嫌われたくない、と思いすぎてしまうのです。

ネコさん

「嫌われたくない」という思いが強く出てしまうのは、自分と他人をきちんと分離できていないからです。

ひとつ前の項目で偉そうに「自分とそうじゃない人に分けて強化線を引いている」と書きましたが、実は徹底されていません。

これが徹底できたらもっと楽に人間関係を築けるんだとは思いますが…。

自分と他者を明確にきっちり分けられるとしたら、他者が何と思おうと気にならないはずなのです。
他者の思いをコントロールすることも、自分の幸せを相手にゆだねることもちょっと違う。

ネコさん

ここはもう「にんげんだもの」で逃げるしかありません。

嫌われる勇気」の中でも、アドラー心理学をマスターして実践できるまでにずいぶん長い時間がかかるとありました。

そういう考え方があり、実践できたら人間関係の悩みから解放されるかもしれないという希望が持てるだけでも収穫かと…。

 さて、嫌われたくないという思いは「他者の承認を得たい」という欲求です。
ですが、アドラー心理学では「他者の承認を求めること」を否定しています。

あくまでも「自分で自分を変える」ことを要求するんですね。

他者の承認を求めることは、自分の幸せを他者にゆだねることにつながります。

「嫌われる勇気」のなかに印象的なことばがありました。

わたしは他者の期待を満たすために生きているのではないし、他者もわたしの期待を満たすために生きているのではない。

引用元:嫌われる勇気(岸見一郎)

自分と他者の分離です。

相手に嫌われたくないあまり、相手の期待に応えようと躍起になって疲れていませんか?
そして相手は自分の期待に応えてくれるはずだと思っていませんか?

自分は自分のために生きているのだし、相手は相手のために生きているのです。

ネコさん

ただ、嫌われたくないという思いをゼロにするのは難しいですね…。

「嫌われる勇気」を読んでも人間関係における消えない悩みが残る理由

嫌われる勇気」を読んで共感するところが非常に多かった私ですが、相変わらず人間関係に悩むことはあります。

私の悩みが消えないのは、「嫌われる勇気」の内容をまるごと実践できないからです。

本の内容をすべて理解して実施できたら、きっと悩みなんてなくなって本当に心の底から幸せになれるかもしれません。
でも、やっぱり難しい。

自分と他者の境界線を引いていても、やっぱり相手に期待することもあるし、寄りかかりたいときもあるのです。

「嫌われる勇気」では、感情があって行動があるのではなく、行動のために感情を利用するのだと語っています。

ネコさん

本の中で「怒って大声で罵倒した男」の話が出てきます。

男は「怒ったから大声で罵倒した」のではなく、「大声で罵倒したかったから怒りの感情を利用した」のだという話です。

男の目的は「大声で罵倒して相手を征服したかった」ことにあって、「怒っているから」という理由ではないと。

この話を読んだときなるほどと思いましたが、ほかの感情に置き換えたとき、はたしてそういえるのだろうか??

多分冷静な時ならそう思えるでしょう。
でも一瞬の激情に流されて行動してしまうことだってあるのではないでしょうか?

ネコさん

私の未熟なところなんですかね…。

ゆえに、アドラー心理学のすべてを肯定できるわけではありません。
ですが、考え方のベースとして自分の中に根付かせておいて損はない考え方だと思います。

「嫌われる勇気」を読めば人間関係の悩みから解放されるかもしれない

冒頭でも書きましたが「嫌われる勇気」の内容は、受け入れられる人とそうでない人がいると思います。

でも人間関係に悩んで四面楚歌…という状態なら読んでみてもいいと思います。

ネコさん

今までの自分にはなかった新しい考え方が見つかるかもしれません。

私なりに「嫌われる勇気」を読んで心に残ったこと。

  • 自分の責任において自由に生きること
  • 他人に責任を転嫁しないこと
  • 幸せになりたいなら自分が変わること

こんなことが心に残りました。

いつも自分の行動を決めるのは自分。
他人に任せることなんてないと私も思っています。

仮に他人に「決めて」と頼んだのなら、「その人の決断が自分の決断となる」のだという覚悟が必要です。

人生は決断の連続です。
自分が幸せになるための決断を、自分の意志でしてみませんか?