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人生の選択・決断に迷うあなたに。映画「Dr.パルナサスの鏡」

人生の選択・決断に迷うあなたに。映画「Dr.パルナサスの鏡」

今、人生に迷っている…というあなた。
しかし人間とは誰しもいつも迷いながら生きていく生き物だとは思いませんか?

どんな人間でも、迷いもなく生きていく人など居はしません。

ランチのメニューは何にするか?
休日の過ごし方は?

そんなささいなことですら、人生とは決断の連続です。

たった一回の選択で、人生が変わることだってあります。

その選択を失敗だったと思うか?成功だったと思うか?
それすらも己の選択。

この記事では、そんなことを考えさせてくれる映画「Dr.パルナサスの鏡」をご紹介します。

パルナサス博士自身の選択がもたらした残酷な現実をどう捉えるか?
それすらも観る私たちの選択に委ねられているのです。

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映画Dr.パルナサスの鏡のあらすじ

Dr.パルナサスの鏡は2009年イギリスとカナダで制作されたダークファンタジー映画です。

一応PG12指定ですが、これといって過激な表現はなかったと思います。

ジョニー・デップやジュード・ロウなどが出演していることが取り上げられますが、彼らはほんの少し出演するだけ。
キャラクター自体は鍵を握っているんですけど…。

主人公はクリストファー・プラマー演じる老人「パルナサス博士」です。

パルナサス博士は自分の娘ヴァレンティナを含む仲間を引き連れ、小さなサーカスのようなものを行いながら旅をしています。

この一行が行っているのは不思議な鏡を使った「パルナサス博士のイマジナリー」という出し物。

この出し物に使う鏡には不思議な力があり、中に入ることができます。
パルナサス博士はこの鏡の中に観客をいざなっているのです。

鏡の中に入った者は己の内にある欲望と闘わなければなりません。

例えば、冒頭に鏡の中に入った青年。

この青年は酒を飲んでひどく暴れていました。
しかし鏡の中に入ってこっぴどい目に遭い、もう酒をやめて改心すると誓います。

ところがそのとき目の前に1件のダイナーが現れ、おにいさん1杯どうだいと甘い言葉をささやきます。

青年は、酒を飲むか飲まざるべきかの決断をしなければなりません。

その選択如何によって青年の未来が変わるのです。

なぜパルナサス博士は鏡を使って人々に決断を迫るのでしょうか?

それはパルナサス博士が悪魔と呼ぶ謎の男「ニック」との賭けを続けているからにほかなりません。

パルナサス博士とニックの賭けとは、「鏡に入った人間が己の欲望に打ち勝つことができたらパルナサス博士の勝ち」というものでした。

そして賭けられたものとは…。
パルナサス博士が心の底から愛した女性との間にもうけたたったひとりの美しい愛娘ヴァレンティナです。

パルナサス博士は愛する娘を守るため次々と人々を鏡の中にいざない、ニックとの賭けを続けているのです。

今日こそは、己の欲望に打ち勝つ人間がいるのではないか…と僅かな希望を抱きながら…。

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映画Dr.パルナサスの鏡で考える選択・決断

テーマは「選択」

Dr.パルナサスの鏡のテーマは「選択」です。

僧侶として修業を積んでいたパルナサス博士がニックと出会い、最初の賭けをしようと決めた「選択」がことのはじまり。

その後幾度となくニックが持ちかけてくる賭けに「YES」の選択をし続けたことによって、パルナサス博士はいよいよ苦境に立たされたわけです。

パルナサス博士にはニックの持ってくる賭けを断るという選択もありました。
ニックは「賭けないか?」と提案するだけで、決して強要したわけではないからです。

それでもパルナサス博士は「賭けを引き受ける」という選択をし続けてしまいました。

なぜか?それは賭けによってもたらされるご褒美に目がくらんだからにほかなりません。

永遠の命や愛した女性など…パルナサス博士は自分の欲望のためにニックとの賭けを続けました。

その選択が成功だったか失敗だったか?
それは、第三者である私たちには決められないことです。

パルナサス博士が「永遠の命を手に入れたし、好きな女とも結ばれたし、これでよかったんだ」と思えばその選択は成功だったといえるでしょう。

しかし実際は愛娘ヴァレンティナをニックに奪われそうになり、非常に苦しみ悔やんでいます。
つまりパルナサス博士にとって「ニックと賭けを続ける」という選択は失敗だったのです。

しかし私は、己の欲望のための選択が必ずしも間違いだとは言えないと思っています。

ものごとの善悪の判断は見る人の心の中でのできごと。

一般的に善い悪いという基準はぼんやりありますが、やはり個人的な判断に対して他人がとやかく言うことではないと思うのです。

自分の選択が誰かを幸せにしたとしても、その裏で不幸になった人がいるかもしれない。
逆の場合もまたあると思います。

結局、選択の結果が成功だったか失敗だったかという判断は主観的なものなのではないでしょうか。

生死に関わることだったり、明らかに倫理的に逸脱した場合は他人の選択に介入することもあるかもしれませんが…。

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因果応報のお話

過去の自分の選択が今の自分を作り、今の自分の選択が未来の自分を作っていく。
良い選択をすれば良い未来が、悪い選択をすれば悪い未来が待っている。

Dr.パルナサスの鏡はざっくりいえばそういうお話なのですが…。

実際のところは、そう簡単ではありませんよね。
人間とは複雑な生き物であるし、その人間の生きる道とはさらに複雑怪奇。

良い選択をしても悪い結果になることはあるし、逆もまた然りです。

結局のところ、結果が出てみないと今自分が下した決断が良いものだったかどうかは誰にもわかりません。

出た結果ですら最終的に自分にとって良かったのかどうかなんて、命尽きるときでなければ確定できませんよね。

つまり、私たちの決断はいまわの際まで成功か失敗か最終的な結論は出ないのです。

私はわりと決断が早いほうで、パッと直感で動いてしまうことが結構あります。

それで「失敗したな…。」と思うこともありますが、「失敗かどうかはまだわからない」とあまり気にしないことにしています。
もちろん事と次第によりますが…。

なにか決断をしなければならないとき、考えなしに突っ込んでいくことが良いとは言いません。
決断の前に周到に準備しておけば目先の失敗は防げる可能性もあります。

ですが、目先の失敗を防げたからといって未来の自分を必ずしも幸せにしてくれるわけではないということは頭に入れておく必要があると思っています。

私はあまり深く考えずに決断するほうですが、一応決断するときに「悪い結果になるかもしれない」ということは考えます。
そして、こう考えることにしています。

「自分が決めたことだから失敗しても人のせいにしない。後悔して立ち止まらない。」

失敗したらリカバリしたり切り替えたりすればいいので、「あぁ、やらなければよかった」と悔やみ続けて何もしない…という状態は避けたいし、自分の決断の結末を他人に転嫁するのも違うよなと思っています。

私は本当に未熟な人間なので決心が揺らぐときもありますが、決断をするときにこのことを考えるか考えないかで心持ちがずいぶん違います。

この決心なくして動き出してしまった事柄についてはわりと迷走することが多いです…。
それでもできるだけ責任転嫁と後悔はしないように心がけています。

決断にはいつも決心と覚悟が必要だなと思い知らされます。

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映画Dr.パルナサスの鏡で感じたことまとめ

Dr.パルナサスの鏡を見て感じたことをまとめると、「人生は決断の連続である」ということと、「決断には覚悟が必要」ということでした。

私たちは普段から何気ない選択をくり返しています。

その選択の結果はすぐ出るものから長い時間をかけて出るものまで様々、内容も軽いものから重いものまでさまざまです。

人生において、軽々しくなく、でも軽やかに決断しなければならない場面は何度もやってきます。

ときには頭を掻きむしるような選択を迫られることもあるでしょう。

パルナサス博士のように「また選択!もううんざりだ!!」と叫びたくなりますが…。

未来の自分のためによき選択を。

過去の自分を悔やんでも、もうどうすることもできません。

失敗したなと思っても、後悔でなく反省にして前へ進みたいですね。

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